インバウンドが広がりを見せて、民泊も場所によっては活況を呈しています。
私も千葉外房で民泊を運用しておりますが、いろいろな面でコストを最低限に抑えた運用をしています。
さて、民泊の運用で一つのハードルとしてあるのがチェックインですね。
この記事では、私が非対面のチェックインをどのようにコストをかけずに運用しているのかを紹介します。
背景
私の物件は自分が住む自宅から車で1時間ほどかかる場所にあります。
自分で運用する民泊としてはかなりの遠隔運用ですね。
民泊を遠隔で自分で運用するとなるとさまざまな障害があります。
なんからの現地対応が必要となる以下の点が遠隔では難しいです。
1) 駆け付け対応
⇒ 民泊制度上30分で駆け付けられるようにする必要あり。地元の人に頼む必要あり。
2) チェックイン対応
⇒ 本人確認をコストをかけずにどうやる?
3) 清掃管理
⇒ 自分で清掃すると移動だけでコストがかかってしまう。清掃を低コストで
やってくれる地元の人を探すのが難しい。
2)についてはかなり低コストで済ませられる方法が確立できたので、その具体的な方法についてご紹介したいというのがこの記事になります。
私の解決方法
コスト最低限でいくことが大前提なので、業者に委託するとか、スマートロックなど目新しめのテクノロジーを利用するのは候補から外れます。
また、民泊でWIFI提供は必須といわれていますが、コスト重視の運用を考えている私は現時点ではWIFIを提供していません。
私が選んだ方法は、監視カメラでのオンライン本人確認です。
この記事の本題ですが、監視カメラ導入にあたり、以下の2点をご紹介します。
選んだ監視カメラの機種、および、その選定理由
私が選んだ機種は上記の ブランド COOAU モデル名 AR-W605というものになります。
理由は重視した観点の順に以下のとおりです。
なお、私がAmazonで購入した時にはキャンペーンで半額となっていました。このベンダさんは頻繁にキャンペーンをやっているようなのでタイミングをみて購入するといいかもしれません。
高画素=画像の精度が高い
500万画素あれば本人確認として十分。リモート監視、操作ができる
マスホの専用アプリでどこにいても施設の状態、また、本人確認が実施できる。また、カメラのの向きをリモートで操作ができるので、駐車場に車が停まっているなども確認できる。検知機能
人が施設内に入った場合に自動検知して通知してくれると本来の監視として役だつ。
この機種はスマホの専用アプリで検知があると通知してくれる。通話機能
なくてもいいが、本人確認時に通話が必要なケースもあるためベター。
監視カメラをネットワークにつなく方法として大きく LAN経由、または SIMを挿入できるカメラとするものがある。
SIMをカメラに組み込めばカメラ自体を他の場所に移動してもそのまま利用できるので便利とも考えたが、一度設置したら移動することは基本ないのでLAN経由で接続できるカメラを選ぶことにした。
また、SIMを組み込める監視カメラは値段が少し高めでした。
LAN経由とする場合にインターネットとの接続をどうするか?
これは、自宅に余っていたWIMAXのモバイルホームルーターに格安SIMを挿入して試すことにしました。
ネットワークへの接続方法
余っていたモバイルホームルーターと選んだ格安SIMは以下のとおりです。
https://www.uqwimax.jp/wimax/products/home_02/
WIMAXは以前千葉外房で試したみたのですが、ネットワーク状態が悪い解約した経緯がありこのホールルーターが余っていました。
同様の方が多いのでしょうか、メルカリなどでWIMAX機種は格安で入手できるようです。
次に、格安SIMですがこれは日本通信の合理的シンプル290プランというもで月額290円で利用できます。
ただし、月1Gしか利用できないので、監視カメラの利用で足りるかという懸念がありました。
が、運用開始して実際に利用されてるデータ量を確認すると1Gで全然十分でした。
データ容量をあまり使いない理由はおそらく、データ容量が使われるのがおそらく私がスマホアアプリで接続に行くときだけであり、特にアクセスしない限りは監視カメラ内の処理で完了するからだと思われます。
いずれにしても、監視カメラに高頻度にアクセスがなければ1Gが十分というのが私の運用での実情です。
https://www.nihontsushin.com/service/index.html
まとめ
以上の組み合わせで、民泊のチェックイン・本人確認の運用をやっております。
この組み合わせであれば、以下のコストで運用できます。
初期費用 9,000円程度
= 監視カメラ 5,500円 + 日本通信 SIM 契約事務手数料3,300円
月額費用 290円
最後に
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